枡形の家改修 / 2012

和室からリビングを見るリビングから和室を見る引戸全開引戸全閉(表具は土佐和紙貼り)壁面造作家具(シナ合板オスモカラークリア塗装)壁面造作家具内部展開ディテール:畳と框(無垢チェリー材)とフローリング(カバ材無垢フローリング)ディテール:和紙とゼオライト塗壁ディテール:家具把手(真鍮アンティーク)ディテール:既存木枠(せいくらべ跡)を保存ディテール:スイッチプレート(楓の無垢材)リビング天井(建築化照明はワーロン紙を使用)和室天井(土佐和紙貼りにライティングダクト)改修前:before

データ

所在地:神奈川県川崎市
主要用途:専用住宅
敷地面積:- m2
建築面積:- m2
延床面積:156.40m2
階数:地上2階
構造:木造
受賞:第30回住まいのリフォームコンクール優秀賞(2013)

 木造戸建住宅の内装改修。ひと続きの6畳の居間と8畳の客間は共に和室で畳敷きだったが、居間の6畳と客間の2畳分をフローリングにし、2室を仕切る襖は鴨居を外し梁を可能な限り持ち上げて床から天井までのフルハイトの3枚引戸とすることで空間の連続性と開放性を創り出した。
 インテリアは『光』の扱い方をテーマとし、壁は左官塗り壁、天井と建具、窓のプリーツスクリーンは和紙で仕上げて、自然光を穏やかに拡散させた。また自然素材で反射させることで無機質なLED光源をいかに生活空間に馴染ませるかということをサンプルで試行錯誤した。
 家具や長押の上、床の間にまで物があふれ、壁にもエアコンをはじめとして物が雑然と張り付いていた状態は、壁一面を造作収納とすることですっきりと納めることができた。テレビやエアコン、電話台、神棚、仏壇までを壁面に納めている。
 造作の扉の把手やスイッチプレート、窓枠の丸棒などの手に触れる身近な小物は、可愛らしさや触れたときの心地よさなどの愛着と魅力を基準に選定した。
 壁に使用した塗り壁は吸湿性や化学物質の吸着性、消臭機能のあるゼオライト、天井や表具の土佐和紙は同様な機能性をもつ光触媒和紙を使用して空気環境の調整や居ながら改修でのシックハウス防止に配慮した。

data

House in Masugata;Renovation(2012)

Location:Kawasakishi,Kanagawa pref
Main use:House
Site area:- m2
Builbing area:- m2
Total floor area:156.40m2
number of stories:2story
Structure:Wooden