S氏別邸 / 1984
データ
所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村
主要用途:別荘
敷地面積:687.68m2
建築面積:93.43m2
延床面積:86.31m2
階数:地上1階
構造:木造
掲載誌:新建築住宅特集8608/JA8902/Architectual Design8612
設計担当:児玉卓士,清水文夫
敷地は北軽井沢、浅間山北方の別荘分譲地の一角にある。木立に覆われた傾斜面は、緑の中に木漏れ日が地に影を落とす程度の比較的湿潤な環境である。
建築は長方形の平面構成であり、ワンルームの形式となっている。斜面に沿って床レベルと仕上げ材に変化があり、水回りはランダムに配されたスクリーンで間仕切られている。
木漏れ日がスクリーン、障子を通して畳に影を落す。風にゆれる木々、時間の経過、それらの要因が微妙に絡み合って畳に影をつくる。この作品は相田の「ゆらぎ」の建築に至る契機となった。
data
S House in Kitakaruizawa(1984)
Location:Gunma,Japan
Main use:House
Site area:687.68m2
Builbing area:93.43m2
Total floor area:86.31m2
number of stories:1story
Structure:Wooden