AIDA BLOCK

AIDA BLOCK

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●「AIDA BLOCK」と名づけたこの積木の入った箱は建築の空間構成の把握と認識とを目的としている。これを使う場合、シリアスに考えるか、遊びとして楽しむかは、行為者の問題だ。箱に入った積木、これからいかなる形を組み合わせるか、そこには期待と不安が錯綜する。大げさにいえば、パンドラの箱を開けるかのように。
●黄色、赤色、青色などさまざまな色彩に色どられた積木、いろいろな形をした積木、それらが交りあって一つの箱の中に納まっている。その箱は創造の泉なのだ。
●パンドラの箱にはこの世に罪悪をばらまき、その箱の中に希望だけを残したと聞くが、私の箱に何を封印するかはこれからの問題だ。

建築積木「AIDA BLOCK」のセット内容

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●立方体、直方体、三角柱、円柱が積木の箱に充填されている。

積木の家のプロセス

●積木ピースはヴォイド(空隙)として扱われる場合と、ソリッド(物体)として扱われる場合とがある。それは作品によって適宜変化をする。積木ピースはコンクリート、金属、ガラス、植栽などの素材となり、現実の建築となる。
aidablock-tf00.jpgプロセス1:積木を始める際には、その建築の平面型,外形についてのおおよその予測が必要とされる。
aidablock-tf01.jpgプロセス2:空間ボリュームの検討から積木が追加されていく。
aidablock-tf02.jpgプロセス3:積木ピースの数に限度がある場合、大きな空間は積木ピースに囲まれたヴォイドとして扱われる。
aidablock-tf03.jpgプロセス4:空間ボリュームの再検討、平面形、外形の検討によって積木が追加・削減される。
aidablock-tf07.jpgプロセス5:玩具の積木による検討は短時間で可能なため、多くの案が検討可能である。
TBH2014.jpgプロセス6:積み上がったモデルを建築化する作業がここからはじまる。

文:『建築・NOTE 積木の家』(相田武文著,丸善より)